私は今は賃貸アパートでパートナーと暮らしていますが、それまでの一人暮らし人生で半分くらいはシェアハウスを利用していました。
シェアハウスはみんなとワイワイ楽しく住む、若者が住むというイメージがありますが、そんなことはありません。
20代〜30代独身でシェアハウスに住み、今まで経験したのは2軒。それぞれのシェアハウスの間取りやシェアハウスのルールが違いますが、いいところ、ここはいまいちだなと思ったところがありました。
賃貸アパートとシェアハウスのどちらも住んだ実際の経験から、シェアハウスのメリットデメリットについてまとめていきますね。
※これはあくまでも個人の感想なので、参考程度にお願いしますね。人によっては違う感想を持つこともあるでしょう。
シェアハウスに住んだメリット
初期費用が安い
まずシェアハウスのメリットとしては、初期費用が格段に安いこと!
賃貸に住むなら、家にもよるけど1ヶ月の家賃の他に敷金・礼金・仲介料などで家賃の3倍くらいの初期費用が必要。
さらに家電を揃えるなら、さらに数万円必要ですね。
でも大体のシェアハウスならデポジットとして数万円払うだけでOK!
退去時は半分戻ってくるところがほとんどなので、初期費用は数万円だけで済みます。
更新費用がいらない
シェアハウスにも更新手続きがあり、書面を交わすことがあります。とは言っても書面を確認してサインするだけ。
賃貸だと2年住んだら更新料が必要。なんのための費用なん?ってつくづく思うんだが、この費用がないだけでもお財布にも精神的にも良い!
シェアハウスによっては更新費用が若干発生するところもあるみたいですね。その点は契約前に確認しておきましょう。
電化製品がいらない
生活するのに必要な冷蔵庫や洗濯機、電子レンジなど最低限の電化製品がすでに備わっているので、買う必要がない。食器なども大抵は揃っているので、キッチン関連のものも買わなくていので楽チン!
いろいろ揃えると10万円以上になってしまうので、入居費とかと合わせるとかなり痛い出費。
これがないもの経済的にもとてもいいですよね♪
掃除しなくていい
もちろん自分の部屋は自分で掃除するけれども、それ以外の共用部分はシェアハウスを管理している管理会社からの掃除屋さんがしてくれるので、自分は何もする必要なし。
ただシェアハウスによっては、掃除分担制があったり、掃除してくれるなら家賃が安くなる、といったところもあります。
掃除分担制だと担当者がやったかやらないかがわからないし、やらない人も出てくるので、個人的には分担制は不満が出そうだなと思います。
住んでわかったシェアハウスのデメリット
相性が合わない人が入居する可能性がある
私は男性と一緒に住むのは嫌なので、シェアハウスは必ず女性専用のところを選択しました。
女性専用でも性格的に合わない女性が入居してくる可能性があります。
以前住んでいたシェアハウスでは、理由はわからないけれど、一人の女性に嫌われてしまい、完全無視されたことがありました。私が共有スペースに顔を出すと、そそくさと自室にこもるという明らかに避けた態度…。
そのため、共有スペースを居心地よく使えなくなりました…
逆に自分と性格が合わなそうだな〜という女性が入居してきたときは、あまり会話をしたくないので共有スペースに彼女がきたら、それとなく自分の部屋に戻る…なんてことをしたりしました。
自分の部屋にこもってればいいじゃん、という考えもあるかもですが、その時はテレビが自室になかく、部屋もドミトリーだったこともあり、リビングにいたいと思ってたんですよね。
逆に個室しかない共有スペースもないシェアハウスに住んだ時は、ずっと自分の部屋にこもってました。
というか、そこしか居場所がない笑
インドア派ならその方がいいかもしれませんね。少し誰かと話したいという性格の人には向かないかも。
自分の好きな時にお風呂に入れない(ごくたまに)
家に帰ってきてすぐにお風呂に入りたい!もしくはもうそろそろお風呂に入りたい!という時に誰かが先に入っていると待たないといけない時があります。
私はお風呂にはいりたい!と思ったら即入りたい人なので、自分の入りたいタイミングに誰かが使っているとちょっとイラっとしてしまいます。気が短い…。
でもこれがちょっとしたストレス。とはいえそんなに大きなストレスではないですが、そういうこともあるということを頭の隅に入れておいてください。
それと以前はシャワールームしかないシェアハウスに住んでいましたが、これは人によってはけっこうストレスかも!
冬とか寒い日はやっぱり浴槽にゆっくり浸かりたいですよね〜
とはいえ、お風呂を長時間占領するわけにもいかないので、その点も考えておいた方がいいかなと思います。
それか近くに銭湯があるシェアハウスにするとかですね。
友人を呼びづらい
これはシェアハウスによって違うと思いますが、友人を呼びづらいこともあります。
私の場合は、部屋が狭かったというのと、隣の部屋との壁が薄いというのがありました。
あとはシェアハウスの雰囲気ですかね。
シェアハウスのメンバー同士が仲良くやっているところは気軽に遊びにいける雰囲気がありますが、そうじゃないところはよそ者がいる…というなんか警戒心が働きそう。
それと女性専用シェアハウスは男性を招き入れることは禁止です。おそらくだいたいそうなんじゃないかな?見知らぬ男性が家にいたらイヤですもんね。
見学してみた他のシェアハウス
2件目のシェアハウスを決める前に、いろんなところのシェアハウスを見学しました。いろんな形のシェアハウスがあるなと感じたので、参考程度にご紹介します。
茗荷谷駅のシェアハウス
丸ノ内線茗荷谷駅から徒歩数分にあったシェアハウス。見た目はちょっと大きめのマンションで、なかもマンションそのものの作りでした。
共有スペースはキッチン、お風呂、トイレ。シェアハウスというよりは寮って感じでした。部屋は6畳ぐらいでベランダもあり、日当たりもよかったです。これで家賃光熱費込みで約6万弱だったかな?
上野駅のシェアハウス
JR上野駅から徒歩数分にあったシェアハウス。見た目は一軒家みたいで、おそらくなかも一軒家をシェアハウスしたんだと思いますが、だから階段も一軒家のそれ。部屋も一軒家のそれ。狭い。
家賃約6万円くらい。上野駅から徒歩数分の賃貸物件に比べたら安いかもしれないけど、環境がムリだなと即却下。
三ノ輪駅のシェアハウス
日比谷線三ノ輪駅から徒歩数分のシェアハウス。見た目は一軒家っぽい。玄関入るとキッチン。ごちゃついてる。部屋も半分がベッドで狭い。
家賃は約5万円くらいだったかな?狭いし、ちょっと汚いから却下。
平井駅のシェアハウス
JR平井駅から徒歩十数分のシェアハウス。駅からちょっと遠いけど、改装したばかりとのことでキレイ。部屋も8畳ほどあり、日当たり良さそう。
掃除担当になると家賃が安くなるというシステムがあって、家賃は4万円を少し切るくらい。
周りは住宅街で静かそう。
でも当時の会社へ行くのが大変、周りが何もなさすぎる、と思って却下。
そのほかに、見学は行ってないけど、タワマン内にあるシェアハウスっていうのもありました。見学行ってみたいなと思ったら、その時けっこう大きな地震が来て地震の時ヤバイってことに気づきやめました。
シェアハウスで後悔したこと
シェアハウスで後悔したことといえば、個人的には特にありません。
上述したように、とあるシェアハウスメンバーに無視される、ということはありましたが、ほかのメンバーとは普通に接したし、とくに精神的ダメージを受けることはありませんでした。
もちろんこういったことで傷つく人はいると思うんですが、私は「まあ自分と合わない人はいるよね」というスタンスだったので。
他人がいるのが苦手な人は家賃が安いだけでシェアハウスを選んだら後悔すると思いますし、社交的じゃない人が仲良くやろうよ!という雰囲気のシェアハウスに住むと疲れて後悔、だけど寮みたいなシェアハウスなら大丈夫だったなんてことはあると思います。
実際に住んでからいろいろ不満が出てきて後悔、なんてこともあるでしょう。
それでもシェアハウスは初期費用は安いですし、不満が出てきたら別のシェアハウスに行くなり、やっぱり一人暮らししようってことでもいいと思います。
家電がない分、引っ越しの荷物は少ないでしょうから、気軽にシェアハウスに入ってみて、ひとつの経験になった!という感じで気軽にいきましょう。
30代独身女性で東京でシェアハウスはできる?
最近はおしゃれなシェアハウスがたくさんあるので、シェアハウスもひとつの選択肢になってもいいかなと思います。
あとはシェアハウスの立地や雰囲気、自分の性格などで決めて見ましょう。
とはいえ、私個人の見解としては、パートナーができたら同棲が一番いいんじゃないかと。家賃光熱費が半分になるし、場所によってはシェアハウスよりも安く、広い部屋に住めます。気を使わなし、自分の自由にできるのでね。